いつもの情事の後のこと。

カカシはイルカの髪を梳きながらうっとりとした表情でその肢体をじっくり見ていた。
特に乱れた下肢を中心に視線をはわす。
自分のモノで汚れたイルカの内股が淫らでカカシは好きだった。
とろりとろりと残滓が零れ出てくる様がとてもいい。
イルカの体調に影響がでてしまうのですぐに掻き出してしまわないといけないのだがついつい何時もじっと見てしまう。

イルカの中から自分のものが。
こぽりと。音を立てて溢れ出てくる。
それはとても卑猥な光景だ。イルカの全てを自分のもので汚したような気分になる。
甘い征服欲がみたされる。男が男を征服した時の心地よさ。
また愛するヒトと抱き合った証。
ああ!!もうたまんないよなあ!!!
気付けば舐めるように何度も何度も見てしまう自分がいる。
その視線にイルカが居心地が悪そうにもぞもぞと動いた。
ん?とカカシが視線をイルカの肩当たりに戻すと、もじもじと身をよじって身体をまるめてシーツで覆い隠してしまった。
「ちょっと…イルカセンセ?隠さないでよ〜」
いきなり全て隠れてしまった自分の大好きないやらしい身体を自分の視界に戻そうと抗議する。
身体を覆い隠すシーツを剥ぎ取ろうとイルカの肩当たりに手をかけて、そのままくいっとひっぱってみる。
「……」
が、引っ張っても引っ張っても剥がれない。イルカが手でがっしりと押さえているせいだ。
ちっ、中忍の癖に力は結構あるんだよね。まあ本気だしたら楽勝で剥げるけどね。
大人気なかろうが関係ない。イルカの素肌を見ていたいと言う欲求は果てしなく強かった。
ぐいと先ほどよりも強い力を込めて引っ張ってやる。
びんとしわが伸びイルカが強く握っていたはずのシーツの端はあっというまにカカシの手許にたぐられた。
「っわあああっ」
いきなりの反動でくるりんとひっくりかえった裸体がカカシの前に落ちてくる。
背中から垂直に落ちたせいなのか股はあっぴろげで、表情も余程驚いたのか呆然としていて幼い感じだ。
なんとも無防備な格好。あられもないというか…

忍びなんだから受け身ぐらい取りなさいよ…と苦笑しつつも目的が達成できたカカシは御満悦だ。
「なななななんてことするんですっつ!」
顔を真っ赤にしてイルカが睨み付けてくる。
だからその目は煽りにしかなりませんってば、苦笑いでそれをやり過ごしながら。
「だって隠すんですもの。もったいないじゃない!」
とにっかり笑っていってやる。
そうだ、もったいないのだ…俺の大事な目の保養を隠すなんて。
くすくすと笑ってやればじりじりしていたイルカが口をあけた。
「……俺…その…すごく毛深いんです…だからっつ…」
顔を真っ赤にしながらいってイルカはカカシから奪ったシーツでまた顔から身体迄総ておおってしまった。

はあ?一瞬ぽかんとしてしまう。
もぞもぞとシーツごとベッドの端に逃げていくイルカを無意識の内にずるずるとあぐらを掻いたままおいかけつつも。
そうかあ?とカカシは首を捻る。別にイルカぐらいの濃さなら男として普通くらいだと思う。イルカより濃い人間なんてゴマンといるのだし。
まあ自分は濃いほうでもないし毛色が銀なので殆ど目立たないので気にもした事はなかったが。
第一もう今さらな気もする。
今も含めて。何度も何度も抱き合っていると言うのに…。
けれど見つめる度に頬をそめ、逃げていくのはそういった訳もあったのか…今さらながらに納得する。
「貴方がそんなこと気にする人とは思って無かったけど…」
そうなのだ。イルカは結構に無頓着で男らしくて。細かい事は気にしない。
そりゃ男なんだから当然だ。
むしろ濃ゆい毛は勲章だとか思ってそうなのに。(ガイと親しいところからもそれは連想できる)
「…貴方が俺をあんまり…じろじろみるからっ…」
そうぼそぼそいうとますますシーツの奥に潜り込んでしまう。


続…

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